6月27日(土)に第3回可児市議会「市民フリースピーチ」を開催しました。
今回も幅広い世代の4名の方に可児市をより良くしたいという熱い思いや意見を語っていただきました。
議員からは、スピーチの内容に関する質問や、感想などをお伝えしました。
今回頂いた貴重なご意見・思いを議会や委員会活動の参考にさせていただきます。ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
※フリースピーチの様子を、議会公式YouTubeで公開しています。
発表いただいたテーマと概要は下記のとおりです。
①小池 一二三さん「市内住宅団地の再開発」
空き家が増えてきた可児市内の住宅団地を再生するには、新しい方に住み替えてもらうことが必要だが、特に帷子地区の団地は敷地面積が比較的狭く、新しい方が住み替えるには魅力が少し乏しいのではないか。魅力を高めるため、2戸分の敷地面積を1戸で活用することや、周辺に子育て支援施設や高齢者向け施設、商業施設、公園などを一体的に整備すると良いのではないか。
また、民間の知見を活用する行政と、土地開発公社、不動産開発事業者、鉄道事業者、電気・ガス・水道事業者などを含めたコンソーシアムを組むなど、可児市の住宅団地の再活性化に向けて、総合的な対策が進められることを期待している。
②西山 智代さん「依存症の連鎖を断ち切るために—教育と支援の両輪を」
ギャンブル依存症は、ごく普通の人がいつでも陥る可能性のある病気である。スマートフォンの普及に伴い、若者がギャンブルに触れるハードルはこれまでになく低くなり、依存に陥る危険性が高まっている。そこで、市内の中学校の保健体育などの授業の中で、ギャンブル依存症の予防教育を必須カリキュラムとして位置づける、全国に先駆けて中学生からのギャンブル依存症予防教育の義務化に関する条例を制定するなど、検討いただきたい。
また、自身がファミリー・サポート制度を利用する中で、体調不良などの緊急時や夜間には利用が難しいなどの課題を感じた。新たな子育て支援の仕組みを検討いただければ、母子家庭を含む多くの家庭の力になると考える。
③中﨑 玲奈さん「愛と安心が循環する地域づくり」
地域づくりとは、市役所や自治会の人が頑張ることで、自分はただ住んでいるだけ、と思っていた。昨年、地域の皆さんと一緒に初めてお祭りを作るという体験をしたことで、ただの住人ではなく、「地域の、可児市の一員である」と気持ちが変化した。それからは自分から挨拶をしたり、地域のゴミ拾いにも参加するようになり、気づけば子どもも一緒に参加してくれるようになった。人は変えようとして変わるのではなく、楽しそうに行動する姿や思いやりが自然と伝わって、気づいたら行動に繋がるものなのだと体感した。
地域は、行政だけがつくるものではなく、私たち一人ひとりが毎日の言葉や優しさで育てていくものだと本気で思っている。まずは自分を大切にすること、そして半径3メートルの人を大切にすること、その小さな優しさが愛となって、人から人へ、そして地域へと循環していく。そんな可児市を今後も皆さんと楽しく過ごしていきたいと思う。
④大野 聖宇さん「医療学生と創る西可児の新しい居場所」
以前西可児地区にあったスポーツクラブでアルバイトをしていた頃、そこが地域住民の集まる温かいコミュニティ拠点になっていたが、スポーツクラブの撤退に伴い、そのコミュニティが断たれてしまった。
西可児駅周辺には、岐阜医療科学大学があり、また小学校、中学校がある。駅から歩いて行ける距離に、運動施設と学習施設が一緒になった複合施設を創設すれば、地域の人にとっては、運動とコミュニティの拠点に、小中学生にとっては、家と学校以外の第3の居場所となる。また、岐阜医療科学大学の学生は日頃から市内のあちこちでボランティア活動を行っており、その力で地域に介入することで、その地域の健康寿命を延ばすことや、小中学生には学習サポートを通じて夢や目標を持たせることにつながると思う。