9月4日の一般質問終了後、議案質疑ののち、コロナ差別を許さない可児市議会緊急メッセージが川上議会運営委員長より提案され、
全会一致で可決されました。
コロナ差別を許さない可児市議会緊急メッセージ
新型コロナウイルス感染症は、未だ収束の兆しが見えません。市民の皆さんも不安を抱えながら日々の生活を送っています。
マスクの着用、3密の回避、不要不急の外出自粛、手洗いの励行等、各種の感染防止対策に努めていても、この感染症を完全に回避することは難しいと言われています。言い換えれば、誰もが新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者になり得るということです。
そのような状況の中、各種報道を通じて、感染者や医療従事者、その家族などが差別や偏見、いじめなどの不当な扱いを受けたという悲しいニュースも伝わってきます。
そこで可児市議会は、新型コロナウイルス感染症に関する差別や偏見を許さず、全ての市民の皆さんがお互いの人権を尊重しつつ、平穏に過ごせるよう、次のとおり緊急メッセージを発します。
1 新型コロナウイルスの感染者や医療従事者、その家族などに対する差別的な扱いや誹謗中傷を絶対に許さない社会を築きましょう。
2 感染症の治療にあたる医療従事者はもとより、わたしたちの暮らしを支えるために感染リスクと隣り合わせで働いている方々や事業者に感謝し、みんなで応援しましょう。
3 根拠のない噂話に惑わされたり、差別や偏見につながるような情報の拡散は行わないとともに、差別や偏見を助長するような言動には異を唱えましょう。